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TOP教室通信UDって?(2016年7月26日)

2016年07月28日 木曜日 UDって?(2016年7月26日)     ( 教室通信 )

img1商品・サービス・施設などを、障害の有無にかかわらずだれでもが無理なく利用できる設計やデザインの考え方(universal design)のことです。
視覚障害者にとっては缶ビールのフタ・紙幣の端・駅の自動出札機・歩道などにある突起や点字、聴覚障害者にとっての音声交通信号・順路の音声ガイドなどは、とても助かります。また、手が不自由で文字が書けないぼくの知人は、PCの音声入力を使ってメールを書いてくれます。車いすのためのスロープ・電車の優先席・外国人のためのピクトグラム表示など、不自由さや不便さを補うものは、あらゆる場所にあります。このあたりまでは、どちらかというと“バリアフリー”と呼ばれるものかもしれません。
さらに、ウォッシュレットやシャンプー容器のギザギザ、自動ドア、地中化された電柱、などはだれもが便利さや快適さを感じられるUDの例です。エスカレーターやエレベーター、動く歩道などでもぼくたちはラクをさせてもらっています。
一方で、駅のエスカレーターでも地下道のエレベーターでも電車の優先席でも、どうみても健康そのもののような若者や大人たちが、当然のような顔をして使っているのを見かけます。「ある物は使うのはあたりまえ」と言うのを聞いたこともあります。
高齢者のぼくですが、よほど疲れているときや体調が悪いとき以外は、こういうものをできるだけ使わないようにしています。若い人でも不調ならば遠慮せずにどんどん使うべきです。それがUDの考え方でもあります。その考え方からすれば、自分の身体能力や判断力はできるだけフルに使う、つまり、歩けるときは歩く、自分の手でできることは手を使う、考えられるときは自分の頭を使うことが大切なのではないかと、自分にも言い聞かせています。
そうして強化したり維持しているそれぞれの“能力”を他の人のために使う、たとえば、ちょっと重い荷物を持つ、高いところのものを取る、道案内をする、逆に自分の不自由さを気軽に人に補助してもらう、その結果、だれでもがムリなく社会生活を送れる、というのが究極のUDなのではないかとおじさんは考えています。

 

 

すずき学院 学習教室

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