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2016年09月27日
火曜日
コミュニケーション能力(2016年9月24日) ( 教室通信 )
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「コミュニケーション能力認定」という講座があるのを知ってビックリしました。それによると、“聴く力・説明する力・質問する力・協調性”を「コミュニケーション能力」というようです。でも、具体的には、それが言語能力なのか、空気を読む力か、それとも人との距離を測る能力なのかよくわかりません。いずれにしても、今や“責任感”などを上回って、企業が社員に求める能力の第一位だそうです。つまり、企画・提案する力があってなめらかに話せる人が有利であるようです。地道に誠実にやる仕事は、コンピューターや機械に代わられています。AI(人工知能)が進化すれば、この傾向はもっと進むのかもしれません。
しかし、かつては “口下手で人づきあいが苦手でぶっきらぼうだけれど、とても誠実で、やるべき仕事は決して手を抜かない”人がたくさんいました。目を見張るようなすばらしい手仕事の世界や、黙々と自然と関わる農業に従事する人の多くはそういう人たちでした。ぼくたちの衣食住は、そういう人たちによって支えられてきました。彼らは人と人のコミュニケーションは苦手でも、目の前の“モノ”や“自然”“作物”などと深くコミュニケートしていました。「口のうまいヤツの仕事は信用できない」とさえ言われていたようです。
今や、農業人口は、わずか20年前の1/3まで減少し、しかもそのほとんどが高齢者です。ものづくりの世界でも、大工などの職人が大幅に減って、その道具を作る職人もどんどん減っています。
ところで、“ひきこもり”が各年代にわたって増加しているという統計調査結果が報道されましたが、まさに、上記のような社会状況と、コミュニケーション能力を強調しすぎた結果のような気がします。現代的なコミュニケーションが苦手な人でも、自分の得意分野では
周囲に尊重されて生きることができる社会を取り戻すことができるのではないでしょうか。
ぼく自身は、読むこと・書くこと・聞くことを大切にしてきたつもりですが、話すことは苦手だし、コミュニケーション能力にも自信はありません。でも、ある時期からは、塾という小さな場でも、社会という大きな場でも、“次の世代が生きる希望と喜びに満ちた環境のなかで生きられるために”微力でも自分ができることは何かを考えてきました。
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