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2017年03月01日
水曜日
昴(すばる)(2017年2月21日) ( 教室通信 )
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今ごろの季節、よく晴れた日の夜、ちょうど中学生たちが塾から帰るころ、天頂よりすこし西よりのところにオリオンの三ツ星が見えます。その三ツ星のならびに沿って西の方に目を移すと、カップの形のような星の集まりがあります。小さな望遠鏡で見ると、青白く夢のように輝いている若い星の集団であることがわかります。これがプレアデス星団です。
日本では古くから昴(すばる)と呼ばれ、玉飾りの形に見られたようです。清少納言も「星はすばる・・・」(枕草子239段)と星の第一に数え、さまざまな伝説や、農業の種まきの目安としても親しまれたようです。お父さんお母さんの世代(祖父母の世代?)には、谷村新司の歌や車の名前としてもおなじみであるはずです。
上にはこうこうと輝く大きな月と赤くあやしく輝く火星、この2つはこの時期の夜空でひときわ目立ちます。月や火星は太陽の光を受け、その光を反射して輝いています。しかし、その夜空にあって、小さな「すばる」の仲間たちは、お互いの位置をしっかりと守りながら、それぞれが独立した恒星として自分自身の光を宇宙空間に放っています。
子どもたちもまた「すばる」であってほしい、一人一人の存在は小さくても、ひとりひとりが自分自身の光で輝き、おたがいを大切にし認め合える人間であってほしいと思うのです。
(この文は約30年ほど前に書いたものです。ひさしぶりに「すばる」をながめながら、現在の塾の子どもたちにも“すばる”への思いを伝えたくて、7,8年ごとにちょっと手直しをしてから再掲しています。挿絵は、おばさんが模写をしたものです。)
世界中で“ナショナリズム”“排外主義”“異端不受容”などが進むなか、この「ひとりひとりが自分自身の光で輝き、おたがいを大切にし認め合える」“すばるの思い”こそがこれからの社会が目指すべき形の一つではないかとおじさんは考えています。
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