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2017年12月22日
金曜日
結果主義あれこれ(2017年10月24日) ( 教室通信 )
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「結果がすべて」という考え方があります。これを結果主義と言います。ところが、結果主義には2通りの場合があるようです。
ひとつは、結果だけみて「やった〜」「ダメだった〜」「つぎはガンバル」という場合です。こういう人のほとんどは“自分ができる最大限の努力と工夫”をしていません。
もうひとつは、自分が努力と工夫をした結果よかったときも、思い通りの結果にならなかった場合のどちらも、徹底的に分析をして次に活かそうとする立場です。あるいは、次がない場合でさえ、納得がいくまで分析をします。
つまり、「自分ができる最大限の努力と工夫をした結果・・・」という条件があるからこそ、“結果”に意味が出てくるのですね。
これは、スポーツや囲碁将棋のプロたちも同様です。多くのプロたちは、相手のミスで勝ったとしてもあまり喜びません。次につながらないからです。それどころか、一流になればなるほど、相手の得意な形に持ち込もうとします。それが後々の大きな“結果”をもたらすからです。目先の小さな“結果”だけをみてはいません。
スポーツでも、勝者が必ず口にするのは「目の前の一つ一つのプレーを大切にしてきた結果です。」ということばです。一つ一つの積み重ねなしに勝つことばかり考えていたのでは、アゴを突き出して走っているようなものだということを骨身にしみて知っているからです。
初めにあげた“結果主義”の二つの場合のうち、前の場合の人が増えていくと、社会はとりあえずラクに手に入る結果を求め、とりあえずやり過ごして先延ばしするという風潮が強くなってきます。丁寧に一つ一つを解決していこうとする地道な努力が軽んじられます。その行き着く先が「ごちゃごちゃメンド―なことを言わずやっちまえ」という気分です。
今度の総選挙(衆議院議員選挙)では与党が圧勝しましたが、それがこういう社会の気分の表れでないことを祈るしかありません。戦争も、“悪しき結果主義”の産物だからです。
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