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2010年08月31日
火曜日
ヒヨドリ(2010年8月25日) ( 教室通信 )
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先日、「ピーヨピーヨ」と鋭い声でおなじみのヒヨドリが騒いでいるのが聞こえました。いつものことだなあ、と思っていたら、おばさんが「ちょっとちょっと」と呼びます。ぼくからはよく見えないのですが、電線に止まったヒナにエサをやっているようです。ヒナの「ピーピー」という鳴き声が聞こえます。ここまではよくあるわが庭の風物詩です。
翌日は、朝から親ヒヨドリの鳴き声が一段と激しく、どうやらヒナを探しているようすです。鳥たちが大好きなおばさんも、気になっているようで時々外を見ています。夕方近くになっても親鳥の声がやみません。庭の隅にでも落ちているのかなとぼんやり考えていると、おばさんの「そんなところであんたどうするのー」という叫び声が聞こえたので外に出てみると、外水道の流しのところに小さな黒い塊のようなヒナが乗っているではありませんか。
まわりには蚊の大群が乱舞、上のほうでは親鳥が騒いでいる中で、キョトキョトと不安そうに見回しながら、小さな声で「ピーピー」といっています。
親鳥は、必死になって探し回る自分の声のために、ヒナのその小さな声が聞こえないようです。聞こえたとしてもヒナをくわえて行くことはできないし、ぼくたちの手で親が見えるところに移したのでは親はあきらめてしまいます。
しばらくすると、ようやく気がついたらしい親鳥が、少しずつ少しずつ高いところにヒナを誘導しているようです。そして、きょうはとうとうキンモクセイの上のほうでエサをもらっているヒナの姿が見られました。
ヒヨドリは、卵から孵化して10日ほどで巣立ちをするそうなので、ぼくたちが見かけたのは、ちょうどその時期のヒナのようです。そして、2ヶ月ほどで成鳥になって、半年も経たないうちに親になります。ヒナを育て・保護することは、鳥たちにとっては生きることそのものにほかなりません。
ときどき育児放棄のニュースが流れます。人間と関わるようになった動物の中にも育児放棄が見られることがあると言います。人類は、その“進化の歴史”のなかで、何を失ったのでしょうか。 ヒヨドリ親子を見ながら、ふとそんなことを考えました。
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