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2009年07月10日
金曜日
高名の木登り(2009年3月13日) ( 教室通信 )
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中学や高校の国語でよく取り上げられる“徒然草”のなかに、「高名の木登り」という、よく知られた話があります。要約すると
「木登りの名人が、弟子を木に登らせて枝を切らせていました。木の一番高いところにいたときは黙ってみていたのに、飛び降りることができるほど低いところまで来たときになって、『ケガするなよ、気をつけろよ』と声をかけた。回りで見ていた人が『どうして?』と聞くと、『危ないところにいるときは、何も言わなくても自分で気をつけるけれど、失敗というのは、かならず“かんたんだ。だいじょうぶだ”と思うところで起きるものだからです。』と言った。」という話です。
そばで見守っている人にとっては、どうしても「もっとがんばれ、もっと高く登れ」という気持ちになるものです。しかし、これから登らなければならないと覚悟していたり、すでに登り始めている当人にとっては、黙っていても高く登りたいものです。そこへ、「もっとがんばれ」と言われると、かえって、ムリをしてケガをしたり失敗するものです。
この話は、決して“臆病者(おくびょうもの)”の話ではありません。「油断するな、どんなことでもなめてかかってはいけない。」という戒めです。世界的な冒険家たちが、じつに細かいところまで用意周到に準備することは、よく知られています。
さらに、この話は、「高いか低いかが問題なのではなく、一つ一つの挙措動作に気持ちをこめることの大切さを説いているようです。
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電 話 |
048-833-7655
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受付時間
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9:00〜22:00
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定休日・備考 |
特に設けておりません。 |
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住 所 |
〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤3-14-20 |
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交 通 |
JR京浜東北・根岸線北浦和駅 徒歩7分 |
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