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TOP教室通信塾での×はラッキー!(2007年11月24日)

2009年07月29日 水曜日 塾での×はラッキー!(2007年11月24日)     ( 教室通信 )

img1プリントを見るなり「わからな〜い」と叫ぶ子がいますね。「いま説明したことの確認だから、まず、ゆっくり読んでね」と言いながら、他の子のやり終わったプリントを前に、赤丸をツケ始めます。途中でペンを止め「ん?」とでも言おうものなら「びっくりさせないでよー。まちがえちゃったかと思っちゃったよ〜」と、胸をなで下ろすまねをするので、顔を見るとホントにちょっと青ざめていたりします。また、トントンと進めているプリントをのぞき込んで、「これは?」と言ったとたん、さっさと消してしまう子もいます。「答えは合っているんだけれど、どうやって考えたの?って聞こうと思ったんだよ」と言うと「なあんだ、早く言ってよ」というブーイングが返ってきます。「教科書とはちがうけれど、きみが書いたのもりっぱな英語だよ」とほめたつもりが「え〜っ、それじゃあいやだよ。教科書と同じのがいい」となります。

 最初から「わからな〜い」と言っている子は、やってから間違えるよりは、と考えるからでしょう。理解する・できるようになるという欲求ではなく、とりあえず「正しい」ことに合わせることに必死です。間違えたくない、×をもらいたくない、という気持ちが強すぎると、もう少し考えてみよう、もうちょっと頑張ってみよう、というところにはつながらず、思考停止してしまって「合わせてしまおう」「×をもらう前に直してしまおう」という方向に向いていきがちです。塾では×をつけるよりも「もう一度やってごらん」と言うことが多いと思います。そういうところこそ、自分にとって大切で、真剣に取り組むことでそれだけ理解も深くなり、「わかる」から「できる」につながっていきます。

 そういうこともあって「いっしょうけんめい取り組んで間違えることはラッキーだ」「塾ではマグレ当たりは損だよ」「悪かったテストほど宝物がつまっている」というメッセージを送り続けているのですが、これが、身に染みて分かってくると、その子なりの安定した学力がついてくるはずです。

 

 

すずき学院 学習教室

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