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2009年07月30日
木曜日
ノーベル賞(2008年10月25日) ( 教室通信 )
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今月初めの新聞の紙面には、日本人4人のノーベル賞受賞の話題が大きく取り上げられました。ノーベル賞の歴史や4人の科学者たちの業績(当然ながら、ぼくもよく理解できません!?)については、新聞などで詳しく解説されているので、知っている人も多いと思います。
素直に喜ぶべきことなのでしょうが、4人のうちの2人はアメリカでの業績が評価されたものです。さらに、今回の受賞者の一人の方の「もう30年も前のことで、自分としては過ぎてしまったこと」ということばが気になります。現在、第一線で活躍している研究者はこういう基礎研究をほとんどしていない、あるいは、していたとしてもほとんど評価されない、というのです。
なにの役に立つのかなどということは考えない、ただ、「宇宙にはなぜ物質が存在するのか」とか「生物がなぜ発光するのか」という、少年のような好奇心を持ち続けた人たちが、今回の日本人受賞者であるようです。そして、少なくとも、その研究をしている最中には「この研究でノーベル賞をとるぞ」とは考えなかったはずです。
しかし、現在は、応用科学のように、すぐに成果が出て利益を上げやすい分野ばかりが多額の研究費を獲得するといいます。企業も学校も、同じように“すぐに役に立つ”かどうかだけで評価する傾向が、年々強くなってきています。
そんな最先端の科学だけではなく、じつは一人一人の子どもたちが“活き活きと取り組み続けることができるもの”をもっていることが、本人にとってもあるいは将来の社会にとっても大変大切なことだ、とぼくは考えています。それにブレーキをかけ、それをこわしてしまうのが、“役に立つ”“早く成果を出す”という考え方です。
そうは言っても、“成果”がでないために自信をなくしていく現実の子どもたちを目の前にすると、苦手なものにも挑戦させたい、と考えてしまうのが、ぼくたちも含めた大人の習性なのかもしれませんね。
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