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TOP教室通信将棋名人戦(2011年6月23日)

2011年06月24日 金曜日 将棋名人戦(2011年6月23日)     ( 教室通信 )

img1小5のころから将棋のおもしろさに目覚め、中学では、休み時間や放課後に友だちや先生たちとよく指していました。子どもだったので、勝負に燃えるのは当然でしたが、それ以上に、持ち味の異なる8種類40枚の敵味方の駒が繰り広げるスリリングな世界の奥深さに夢中になりました。好奇心があちこちに分散する性格なので、あまり強くはならなかったのにもかかわらず、大学に入ってからすぐに将棋部に入り、学生強豪たちの段違いの強さに圧倒されてすぐにやめた、という情けない経験があります。その後、指し将棋からはすっかり遠ざかってしまいましたが、華麗で味わい深い詰将棋は、どんなパズルも及ばない魅力があって、今でもぼくの最高の楽しみの一つです。
 その将棋の最高位である名人戦の最終局が先ほど終わりました。10歳のときに出会って以来30年間、プロになってから23年の間、ライバルとして闘ってきた羽生善治名人と森内俊之九段、ライバルというより最高の研究仲間とでも表現したい2人が全力を傾けて3勝3敗で迎えた第七局は、挑戦者森内九段が勝ち、4年ぶりに名人に返り咲きました。
 “研究仲間”だと思うのは、二人が合意の上で「横歩取り」が三局「矢倉戦法」が三局と、それぞれ相手の得意戦法で戦っているところです。勝負というより、2人で最高の棋譜を残そうという強い意志が働いているのは、これまでのほとんどのタイトル戦と同様です。
この2人だけではなく、少なくとも、相手のミスを誘って勝とうとするプロ棋士は、まったくいません。「相手のミスや自分の得意形に持ち込んでの勝利は、ほんとうの勝ちではない。いつでもおたがいに盤面最善手を重ねての勝負を求め続ける」。それが一流棋士としてのプライドであり、そこがまた将棋の魅力の一つです。このあたりは、八百長問題を引き起こした大相撲の力士たちとは、大いにちがうところですね。

 

 

すずき学院 学習教室

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