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2011年07月26日
火曜日
地デジ化(2011年7月24日) ( 教室通信 )
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新聞やラジオでは、7月24日でテレビのアナログ放送が終了し,地上デジタル放送だけになる、と繰り返し報道しています。
思い返してみると、わが家にテレビ(もちろん白黒テレビ)が来たのは、昭和31年(1956年)、ぼくが中1のときでした。学校から帰ってきて初めて見たテレビには、歌舞伎中継の一場面が映っていたのを思い出します。そのころは、午後になるとテレビ放送はお休みで、つけてもザアザアと砂嵐のような画面が映るだけでした。当時は放送局にもビデオなどないので、すべて生放送でした。出演者が歩く振動で壁?が倒れてきたり、なぜか全員の笑いが止まらなくなってしまったりして、そんなときは、画面に「しばらくお待ちください」と書かれたボードが差し出される、今では信じられないようなのんきなテレビでした。その時代でも、「テレビがこのまま行き渡っていくと、一億国民総白痴化(ものを考えなくなる意味)」と言った人がいます。彼(大宅壮一氏)が、現代のテレビから溢れ出す情報と毛穴まで見える精細カラーの画面とおまけに3Dまでみたら、絶句して卒倒してしまうかもしれません。そして、今回のアナログ放送終了後は“ザアザアと砂嵐のような画面”が映っているといいます。なんだか象徴的な現象です。
ところで、デジタル化されることでテレビが進化したかのように錯覚している人もいるようですが、 テレビがパソコンやスマートフォンと同等の媒体(メディア)になったというだけです。いずれテレビ番組を保存し編集することもできるようになれば、ネット上の無料配信と同じになり、テレビCMの効果がなくなるので、民放がどうなるかは見えています。NHKを観るためだけに受信料を払う人も少なくなるでしょう。そうなったとき、はたしてテレビという世界はどのようになり、さらには、テレビが映らなくなることが、まるで世界の終わりででもあるかのように騒いでいる人たちがどうするのでしょうか。そして、そうなったとき、これからの子どもたちが、自分の目で見、耳で聞き、肌で感じながらものごとを考えていくようになればなあ、とおじさんは密かに夢見ているのです。ラジオを聴こう!新聞を読もう!
わが家はテレビを見る機会が少なく、去年暮れに買った地デジ対応テレビも扉の向こうに入ったままです。ホンネを言うと、おじさんも、もっとテレビ観たいなあ。
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電 話 |
048-833-7655
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受付時間
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9:00〜22:00
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定休日・備考 |
特に設けておりません。 |
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〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤3-14-20 |
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交 通 |
JR京浜東北・根岸線北浦和駅 徒歩7分 |
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