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2014年04月27日
日曜日
ニューヨークで見たこと考えたこと(2014年4月26日) ( 教室通信 )
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この歳になって初めての海外旅行がニューヨーク一人旅だったので、多くの人に驚かれました。でも、いくつかの失敗を含めて収穫の多い旅でした。ブロードウエイのミュージカルが思いのほか楽しかったことや、飛び切りすばらしかったナイトショーの話、マンハッタンの街で出会った人々のことなど、書きたいことは山ほどありますが、ここでは、ニューヨーク州立大学オールバニー校での授業のようすやグラウンドゼロのことなどを取り上げようと思います。
およそ8年前の毎週土曜日、わが家のリビングで、日本文学を英訳する共同勉強をしていたジェフ君が、現在、そのオールバニー校で講師をしています。そのうちの2つの授業、「近代日本文学」と「日本の核−広島から福島まで」に参加しました。マンハッタンからバスで3時間ほどかかる州都オールバニーまではジェフ君の妹Saraと二人で行きました。
ぼくのリスニング力不足もあって、さしておもしろくもない授業?(ジェフ君、ゴメン)にもかからわず、学生たちが活発に意見を述べているのが印象に残りました。とくに後者の授業では、ぼくがコメントを求められ、報道されている以上の原発事故の深刻さと、事故後も日本政府が原発の再稼動や輸出を進めようとしていることについて、米軍負担の軽減を目指すアメリカ政府の意向とも深く関係があることを話すと、学生たちの間に驚きの声が聞こえました。
そして、あの2001年9月11日のWTC攻撃爆破事件の跡地をジェフ君と訪れました。その後の世界の迷走と混乱の原点の一つとなった地点は、そぼ降る雨の中、13年たった今でも、えぐられた地面だけでなく、訪れている人々の心の中の深い傷跡も映しているようでした。
わずか3年前の大惨事と今後の大災害の可能性を忘れたかのような東京の町並みと、6年後のオリンピックを盛り上げようとする動き、原発再稼動・輸出と進む日本の姿。13年前の衝撃的な事件と世界の混乱をもたらした原点に位置するマンハッタンの賑わいと華やかさ。
この二つのことが、ぼくの心の中に大きく重なり合って、ジェフ君一家の配慮が温かく深く、ニューヨークの日々が楽しかった分、いつまでも残っています。
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