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2014年08月30日
土曜日
「誰も戦争を教えてくれなかった」(2014年8月26日) ( 教室通信 )
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1945年8月15日は、日本にとっての最後の戦争が終わった日です。これを終戦記念日というか敗戦記念日と呼ぶか、意見が分かれます。また、この戦争の呼び名も『太平洋戦争』『大東亜戦争』『アジア・太平洋戦争』と様々に分かれます。この戦争は、中国に駐屯する日本軍の自衛のためとして起きた1937年の盧溝橋事件から始まりました。そして、日本の無条件降伏に終わる8年間のこの悲惨な戦争を、ぼくは、その時代名を冠して“昭和戦争”と呼ぶ説に従いたいと思います。
タイトルの「誰も戦争を教えてくれなかった」は、1985年生まれの社会学者・古市憲寿氏が書いた本で、さまざまな国の戦争博物館を訪れて、それぞれの民族や国の戦争観を探ったものです。彼は、本書に登場する人たちの年齢を、1945年を0として+−で表しています。彼は(+40)で、おじさんは(−2)です。
興味深い分析データや論調もあったけれど、ぼくが特に注目したのは、この本で初めて知った「ももいろクローバーZ」(以下ももクロ)というアイドルグループ(+48〜+51)と著者との対話でした。この対話の中で「ももクロ」たちに発した質問を裏に書いておきました。彼女たちのトンチンカンな(ほとんど×!の)回答に、初めのうちは大笑いしていたけれど、そのうちに、「ほんとうに大切なことってみんなわかっているんだよね。うちら難しいことはわかんないけれど、難しいことばっか考えている人は単純な考えができない・・。」というところまできて、ハタと笑いが止まりました。
どれだけ知識があっても、またどれほど悲惨な戦争体験を聞いたとしても、まずは、「だれにも殺されたくない、だれも殺したくない。そのためには・・」と考えるシンプルな発想こそが大切なのだと、あらためて思ったものです。
期末テストがやっと終わったある日、中2のクラス(+55)と「戦争と集団的自衛権」のことについて話しました。思いのほか真剣な表情で考えている子どもたちに、古市氏や「ももクロ」たちに加えて、若い世代からたくさんの希望をもらったような気がするおじさんです。
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