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2015年02月27日
金曜日
“57年前のボク”であるキミへ(2015年2月26日) ( 教室通信 )
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古い書類を整理していたら、1958年の日記が出てきました。ぼくが中2だったときに書いたものです。雑誌の付録の日記帳に、父からもらった万年筆で書いてあります。読んでいて思い出したことや思い込んでいたことなど、たくさんあったので、57年前の“すずきかずお”くんに手紙を書いてみたくなりました。
『これは、2015年2月26日のボク(つまり57年後のキミ)から、1958年2月26日、常盤中学2年生であるキミへの手紙です。「えっ、ボクってそんなに生きちゃうの? どんな仕事をするの? 結婚は? どんな人たちと出会うの?」と、次々と質問が出てきそうですが、すべて秘密です。これまで57年間の歴史や2015年の世界についてもいろいろ話したいけれど、これも秘密です。その理由は、キミ自身が考えてください。
ところで、キミの現在の関心事は、友だちのこと、読みかけの本のこと、お父さんが10日前に突然買ったテレビのこと、大好きな相撲のことなどですね。このころ大変だったはずの家の中の問題については、何日か前の日記に「家の中が暗い。」と一言書いてあるだけで、ほかにはなにも触れていません。その分、心の奥に深く感じているのかもしれませんね。
県北にある大病院の一人息子である中3のM君が2階の部屋に下宿しています。彼が高校受験直前なので、気持ちを乱すまいと気を遣っているようですね。M君に問題を出したり解答を見ながら採点をしたりしていますね。M君の緊張を感じるためか、自分自身のテストのこともかなり気にかかっているようですね。これは、ボク(57年後のキミ)にとっては意外なことでした。得意だったはずの漢字のまちがいもいくつかあります。テスト前なのに、テレビにかじりついて相撲中継を見ていますね。友だちとの小さなトラブルもあるようですね。後の時代から“貧しかったけれどいい時代だった”と言われていますが、ほんとうにそうですか?
あと数か月後には日記を途中で投げ出してしまうことになるキミ、日記だけではなく「続けていればよかったなあ。」と大人になってから後悔しないようにしてくださいね。』
読み返してみて、57年たっても子どもはあまり変わらないものだなあと思います。いまの中学生たちの57年後、この世界が平和で希望に満ちたものでありますように。
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